犬と暮らす

犬と平和に暮らす自営業者のブログ

結婚します

ぼくは毎朝起きると必ずシャワーを浴びます。

朝起きて、新しい1日が始まると思うけどまだ夢見心地。シャワーを浴びてる時に浴室から出ると現実が待っているんだなぁと毎日思います。

身体を拭き、髪を乾かしてゆっくりストレッチをして、1日が始まります。

 

今日は、10年以上連れ添ったパートナーと結婚します。

特にプロポーズとかなく、自然な流れだけど、何となくいつもと違う、特別な朝でした。

 

社畜魂は日本人のDNAに埋め込まれているようだ・・・

社畜」という言葉が使われはじめてから久しいです。

最近、この社畜魂というか社畜心は長年の歳月を経て日本人のDNAに埋め込まれてしまったんじゃないかと思う出来事がありました。

 

正社員であれ、契約社員やアルバイトであれ、学生を含めて皆何かしらの仕事に就いているかと思います。僕のような自営業者はまだまだ少数者で多くの人は誰かに雇用されるという形で働いています。

企業の形態として大まかに、

①環境も待遇も良いホワイト企業、②環境も待遇も悪いブラック企業、③環境は悪いが待遇は良い企業、④環境は良いが待遇は悪い企業

の4つに分類できると僕は思っているのですが、社畜として飼いならされている感が最も強いのは④だと思っています。

給料は安いですが環境は良いので働くには苦になりません。同僚も良い人ばかりで話も弾みます。ボスも一見良い人で、あなたを頼っていろいろと頼んできます。

仕事を任される、人に頼られるっていうのは自尊心をくすぐりますよね。

でも僕なら、それならもっと給料上げろやって思いますね。

黙って従っている分には機嫌よくしてるのですが、有給取ると嫌な顔されたり、ましてや辞めるとなると・・・。

 

知人の学生で飲食店でアルバイトしている子がいます。

学生バイトといっても彼女はフルタイムのような形で勤務しているため、有給もあります。1100円か1200円くらいの時給で毎日一生懸命働き、メニュー作りやシフト管理など普通アルバイトには任せないようなことまで頼まれてこなしていました。

時給が安いことには特に文句は言わず、頼まれた仕事も大変と言いながらも人から任されることに対してやりがいを持って働いていたように思います。

しかし、某月の半ばに急遽その店舗を閉店するとボスから知らされました。実質解雇ですね。しかも約2週間前の通知です。法律上は正社員ほどの地位保全力はもちろんありませんが、いくらアルバイトだからと言って会社都合で何も無しに明日から来なくて良いよが通用するはずありません。アルバイトでも30日前通知で、これを下回る場合解雇予告手当を支払わないといけないことになっています。さらにこの子は有給も消化し切れていませんし、今から消化しても全部消化できません。

僕ならどうするか・・・

金額にもよりますが、まず、解雇予告手当の支払と有給の消化又は買取若しくはその両方を請求します。

断れたら残りのシフトが残ってようがなんだろうがその日に辞めて次を探します。

ムカついてたら労基にたれ込むか、内容証明でも送りつけてみるかもしれません。

黙って最終営業日までシフト入って終了なんて都合の良いようにはしません。

 

でも彼女は違うんですね。

有給取得も自分が来なくなるとお店が回らなくなるとかなんとかで結局最終営業日まで働くそうです。

僕が驚くのはこういう気持ちの人って彼女だけじゃないんですよね。

非常に多くの人が有給を取るのに抵抗感を持っている。自分が来なければ他の人に迷惑がかかるんではないかと・・・。

でもそれは思い過ごしであなた一人くらいいなくなってなんとかなります。

有給のケースじゃないけど急にフワッと消えていなくなったって多少バタバタするかもしれませんが1ヶ月もすれば別の人があなたの仕事をやってます。

数ヶ月から半年もすればあなたがいたことすらみんな忘れます。みんな自分のことで忙しいからです。

それから辞める時に有給を取らせてもらえなかったり、上記の解雇予告手当なんてあたかも存在しないように振る舞われたりした時にこれも非常に多くの人がボスの言いなりで何もなかったように辞めていきます。

でも多くの経営者はただケチでやってるんですね。従業員が無知だったり気が弱かったりで強気に出れば何も言ってこないと思ってるのです。でもそういう人って他人から文句言われ慣れてないんでこっちがきちんと権利を主張すればキチガイ経営者でない限り結構すんなり認めてくれます。

僕個人の話ですが、勤めてたところを辞める際に僕の前に辞めた人は退職前に残りの有給を全部消化しようとしたらボスに逆ギレされて有給消化を諦めて辞めていきました。

でも僕は「○日有給残ってるんで○日付けで退職ですけど最後に来るのは○日ですね(文句あっか?)」って感じで相手の目を見つめて言えばすんなりOKでした。一応恩着せがましく「民法上は2週間前通知で辞めれますけどすぐに辞めると迷惑かかると思うんで・・・」とかって言いましたが。

 

話が逸れましたが従業員は奴隷ではなく、雇用契約に則った対等な立場なのできちんと権利は主張した方が良いです。

相手がどうしても譲らない時はケースバイケースで、サンクコストとして見切りつけて新しい人生を歩んだ方がいいかもしれません。

僕はこういう場合はこのクソ野郎ともう二度と人生で関わらなくて良いことへの対価だと思って忘れたりすることもあります。

 

Prison Break Season 5

みんな大好きプリズン・ブレイクということで、僕も前シリーズはドはまりしておりました。

死んだはずのマイケル・スコフィールドが蘇って新シリーズが始まるという話は聞いていましたがそれっきりフォローしておりませんでした。

が、Amazon Primeに出ているじゃありませんか。

 

死者からの手紙

死者からの手紙

 

 

早速2日ほどかけて全部見ました(暇)。

 

結論を言うと前作同様面白いのですが、前作に比べて手抜き感があるというか特に最後の2話なんか急いで終わらせた感満載の急展開で終了です。9話しかないのは少なすぎますよね。例によって強制終了させられたのでしょうか・・・

なのでなんとなくモニャッとした終わり方になってます。ドラマ自体はもちろん面白いですが、なんとなく気になった点を書き留めておきます。

今回の敵は主に3人。

ポセイドン(ラスボス。本名ジェイコブ。サラの現旦那)

と、その手下二人(ギョロ目の男と金髪ショートカットの女)。

と、最後にちょろっと出てくるITオタク。

最後まで見ると分かるんですが、弱いんですよね、みんな。まず戦闘力が弱い。

ギョロ目は良心が出て来たところを金髪に射殺というありきたりな死に方ですが、金髪はティーバッグに一瞬で首の骨折られます。そもそもティーバッグは戦闘力はそんなに高くなく狡猾な手段で殺すタイプのはずなのにプロの殺し屋を一瞬で殺るとはいつの間にそんなに強くなったんでしょうか。ITオタクも一発ノックアウト出し、ポセイドンもマイケルに殴り負けするほど弱いです。しかもそんなにキレ者という感じもなかったのでなんでマイケルがこんなやつの言いなりになっていたのか疑問です。ジョナサンクランツ将軍の方がよっぽど強かった。

にも関わらず、ケラーマン瞬殺されます。しかも家の外から射たれるのですがお前もっと強かったやろと言いたくなりましたね。

 

それから刑務所で一緒だったジャー。アル中・ヤク中の韓国人ハッカーでマイケルに「外に出たらお前が必要だから」と言われるもアルコール爆弾で過激派吹っ飛ばしたくらいで特に何もしないままイエメンから脱出する際に「おれここに残るわ」といってバイバイします。

 

個人的に一番モニャッとしたのはウィップ。

マイケルに最終兵器と言われ、なんのこっちゃと思っていたらまさかのティーバッグの息子。天涯孤独のティーバッグに恩を売り、ポセイドンからマークされていないティーバッグに協力してもらう作戦です。

このウィップもなんかよく分からんけど結構強い。過激派のボス、アブ・ラマールを一瞬で刺殺しちゃいます。そんなに強いのに何故かティーバッグに一瞬で殺された金髪ともみ合いの末被弾し死亡。ティーバッグがおれにも家族ができたぜ、ひゃっほーいってなってたのも束の間の出来事でなんか前作ではあんなに悪者でいらんことしーのティーバッグがとても可哀想に思えました。え、そこで死んじゃうの?みたいな。

 

全体的になんとなくしっくりこない感じでしたがシーズン6も出るみたいなんで楽しみにしたいですね。

 

判決、ふたつの希望

判決、ふたつの希望」を見てきました。

longride.jp

都内など日比谷シャンテしか上映してないんですね。

普段は六本木のTOHOシネマズしか行かないのですが、シャンテは平日の昼間にも関わらずお客さんが多く(半分近く埋まってたように思います)驚きました(ほとんど年寄りですが)。年寄りを悪く言うつもりはないんですが、なんであんなにうるさいんでしょうね。映画始まる前とは言えもう少し静かにして欲しいです。

 

さて、レバノンを舞台としたこの映画ですがトニーというレバノンキリスト教徒とパレスチナ難民のナセルの些細な喧嘩がレバノンの過去の内戦・宗教対立を炙り出し大騒動に発展していくという物語です。

レバノンというと中東の国で中東といえばイスラエルを除いてイスラム国家の多いイメージがあるかもしれませんが、レバノンって55%がイスラム教徒でキリスト教徒も40%くらいいるんですね(Wikipedia調べ)。

 

トニーは妊娠している奥さんと一緒に最近購入した家に住んでいる自動車の修理工場を営む保守的な頑固者で、ナセルは工事現場の監督(不法就労だけど)の真面目なおじさんです。

ナセルの働く会社がトニーの家の辺りの違法建築を修理する工事を一括して担っており順番に修理していたところ、トニーの家のベランダからナセルの頭に水が流れてきます。違法建築のベランダを修理したいのでベランダに上がらせてくれとナセルがトニーに頼みますが、パレスチナ人嫌いのトニーは家に入れず無愛想に断ります。ナセルが勝手に排水管を修理していたところ、それを見たトニーが激怒し付けたばかりの排水管を叩き壊してしまいます。それに腹を立てたナセルは普段は温厚ですがカッとなりつい「クソ野郎」と罵倒してしまいます。

嫌いなパレスチナ人に罵倒されたトニーは怒り心頭、金はいらんが謝罪がなければ告訴すると工事の会社に詰め寄ります。ナセルの上司はレバノンキリスト教徒vsパレスチナ人という争いが大事になる前に丸く収めたいと思い、ナセルに謝るよう説得します。最初は拒んでいたナセルですが、仕方なく上司と一緒にトニーの工場を訪れます。

謝ろうと思っていたナセル、しかし、なかなか言葉で出てきません。それを見たトニーが悪態をつき、最後に絶対に言ってはいけない言葉を口にしてしまいます。

シャロンに抹殺されればよかったのに」

シャロンとはイスラエルの元首相でパレスチナに対する強行な姿勢で有名

これにブチ切れたナセルはトニーに一発かまし、肋骨を折ってしまう。

 

ここから騒動は裁判へ、そして裁判の中で様々な過去や市民を扇動するような発言を巡り国を分断しかねる事態へと発展していきます。

表面上は些細な出来事ですが二人の心の奥には相手の民族に対する深い恨みが潜んでいてそれが市民(と難民)の気持ちを代弁するような形で表面化してしまったのですね。

最初どう見てもトニーが悪いじゃねーかと思うんですが、トニーも子供の頃にパレスチナの軍族に故郷を追われた過去があり、パレスチナ人とどうしても仲良くなれず冷たく接してしまうんですね。

物語の最後は外野が盛り上がってる一方で、トニーとナセルは裁判外で和解(法律上の和解ではなく仲直りの類)し、判決もナセル無罪で終了します。

 

この映画ほどではないですが、我々も民族や宗教に対する一方的なイメージってありますよね。

日本に観光に来る中国人があまりマナーをわきまえないから中国人が嫌いとか、ちょっと気の良いアメリカ人と友達になったくらいで欧米人は陽気で良いとか。

僕は仕事柄いろんな国の人と日々接するのですが、確かにある程度国民性とか民族性みたいなものはあるんですが(この辺はまた詳しく書きたいです)、結構個体差があって一概に中国人はこうで、アメリカ人はこうとは言えない。当然ですが。

なので接する方としては十人十色で接し、振る舞い方としては自分の振る舞いが日本人のイメージに影響する可能性を考えて行動したいですね。

 

 

自己紹介

 簡単に自己紹介。

 

犬を飼ってます。実家にいた頃飼ってた犬を含めると3代目です。

猫アレルギーのため猫は飼えませんが、動物全般好きです。

 

都内で自営業してます。

と言っても従業員はいなくて、一日平均2~3時間働いて年収は1000万円程度です。

 

有り余る時間を飼い犬と過ごすことに費やしてます。

 

自分の経験上専門的に語れることは少ないのですが、次のことが得意若しくは好きなので都度都度触れていきたいです。

・犬を飼うこと、犬と過ごすこと

・動物

・映画

・書籍

・起業(スタートアップ)

・法律

・英語、外国人コミュニケーション

・一人旅

 

よろしくお願いします。